高校ダンス部の大会、出場するのであればどの学校もやはり少しでもよい結果を残したいと考える。そしてその評価は大会での審査員がおこなう。

大会に行くたびに誰が審査員なのか、ダンサーなのか、ダンサーならジャンルは何か。ダンサーではないとしたらいったいどのような立場の人なのか、多少は気になる。

ただ、基本自分たちのダンスを精一杯踊るしかない。今その時できるだけの最大限のパフォーマンスをすることに専念する。それしかない。

この夏の大会、ダンススタジアム神戸の予選で審査員の講評。高校ダンス部、どこも似かよったダンスになってしまう傾向がある。結果を残しているダンス部の真似をするのではなく、自ら新しいことにチャレンジすることによって、それが新たな高校ダンス部の潮流になるぐらいの勢いを持って踊ってもらいたいというコメントがあった。

もっと新しいことに果敢にチャレンジせよと。

どこもやってないことをやった方がいいよと。

いっぽう、ダンススタジアム横浜全国決勝大会で審査員の講評。大会で結果を残したいならその大会の審査基準に合わせて大会に参加しないと結果は出ない。どのような大会であるか、何が評価されるかそれを知らないと結果は出ないし、そうではなくて自らの高校のダンススタイルで大会に参加し、結果を求めるのではなく楽しむだけならそれでもよいというコメント。

結果を求めるなら大会の基準に合わせたほうがよいよと。

自らのスタイルを貫くだけなら結果はあまり出ないよと。

なかなか悩ましいな。いったいどうすればよいのか。なにが我らをあるべき姿に導いてくれるのか。ようわからんな。

ダンススタジアムという大会、どんなダンスが評価されるのか。当然考えて戦略を練って戦術を考えて大会に参加しています。一条高校ダンス部、大会に参加する限り勝利をめざしています。

ただ大前提として自らのスタイルを貫くということがある。それは外せない。自らのスタイルで勝ちたいと常に考えている。まあそれしかないしな。

伝統を継承しつつ、自らのスタイルを貫きつつ、しかも大会で結果を残すにはどうすればよいのだろうかと考えている。やるしかない。

実際、大会の審査基準は文章で示されています。そこに合わせて考える。衣装、振付、選曲、構成、全体の合わせ、表情、表現力、高校生らしさ、ダンスのスキル、エンターテイメント性、観衆を惹きつける力、全体としての作品力、そのスケール感、などなど。👀めいっぱい考えます。

そして実際ダンススタジアムの優勝校は独自のスタイルを貫いているな、と思える高校ばかりです。どこにも真似できないダンスを踊る学校。

同志社香里しかり。登美丘高校。今宮高校。あくまで独自のスタイルを貫いている。

それぞれの高校の伝統や哲学に基づいた独自のスタイルが、独善性に陥ることなくそのオリジナリティをどこまで普遍性につなげていくことができるか、ということなんかな。

それがその大会で定着すると大会の評価の一定の基準にまで昇華してゆく。それを突き破るのはまったく容易ではないけれど、そこにチャレンジしてゆくしか方途はないな。

ダンススタジアム、その審査についていろいろと思うことはもちろんあるけれど、今年の大会、同志社香里の演技を観て、ああここが優勝やなと思いました。間違いないなと。

一条高校ダンス部の部員たちも同じ思いだったようです。

パシフィコ横浜、同志社香里高校の優勝は間違いがなかった。

そこにどう挑んでいけばよいのか、顧問は今も考え中です。

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