われわれが暮らす世界と薄い皮膜で分けられているもうひとつの世界。

そこを微妙に行き来するようなダンス。

あるいはもはやそっちの世界に行ってしまったかのような。

日常の中にも結界が潜んでいるように、舞踊の中には常に結界がある。

善と悪のはざまを行き来するような。

聖と俗をあわせもつような。

よろこびといのりを二つ折りにして川の向こう岸へ。

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