5月であるというのに30度を超えている。

子どもの頃は真夏でも30度を超えると暑いな、と思っていた。

学校のプールの水面に反射した太陽の光はゆらゆらとのんびり揺れていたように思う。

ところが令和元年の日本国においては、この調子で行くと夏本番になると連日40度を超す日々が続くんじゃないのか。

気候変動はすでに全人類的課題もしくは全地球的課題なんだろうけれども、日本国の一介の高校教員にはまったくのところ取り組むべきすべは見当たらない。

この暑さにただただ茫然と揺蕩うしかない。なんぴとであったしてもこの課題に敢然と立ち向かうことなどできないし、そのような強靭なタフネスは持ち合わせていないだろう。

考えられうる最大限の努力としては、エアコンのよく効いた部屋でお気に入りの音楽を聴きながらアイスコーヒーを飲む、ということか。

古代ヘレニズムのエピクロス学派のように。

ああそやな。ダンス部はそれでも踊らなあかんわけです。その対策を今から考えねばならんな。そのことが高校教員の取り組むべき喫緊の課題やな。