大会作品を作って作品を練り上げて、そして全国大会を目指して勝負する
踊る
一条高校ダンス部は
2010年にそんな挑戦を開始した。
それからそこのあたりから高校ダンス部のシーンそのものは大きく変化する。
当時、本気で勝負にこだわって大会作品を作って大会に出場する高校の数は本当に限定的であった。
数校を除けばどこのダンス部も本気で熱心に活動しているというよりは、友達とダンスを素朴に楽しんでいるという風情であった。
それがここ数年で劇的に変化した。
競技性が格段に高まり、
はからずも世間から高校ダンス部というものが注目される度合いが確実に拡大した。
一条高校ダンス部が取り組みを開始したのが2010年。いまの高校ダンス部の趨勢からするとまあまあ早くから全国の舞台を本気で目指し始めたほうである。
ただ全国大会に出場するなんて夢のまた夢のようでもあった。
だがしかし挑戦一年目である2010年の夏、関西の地区予選を勝ち上がり全国高等学校ダンスドリル選手権大会に出場することになる。
鏡もなく指導者もいなくて練習場所もない中で
ただ 全国大会に出場したいという強い気持ちだけで望んだ大会であった。
そして一条高校ダンス部の
ダンスを踊る環境は
あの頃と
あんまり変わっていないかな
今も
そういう思いだけで踊っているような気がする。
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