まあ
そやな
膨大な量の情報、それをどれだけ集めたところで、ものごとの本質があきらかになるわけではない。
コンピュータのプログラミングから導き出されるなんらかの処理機能から真正のソリューションが誕生するわけでは、これまたない。
現代社会において、その複雑さを回避し、ビッグデータとアルゴリズムでこの世界をなんとか乗り切れるという、そういうことではないんやな。
勘違いしやすいけれども。
大切なことは現実の人間の世界をねばり強く洞察し、そこから直観を働かせ、全体として把握する中で、曖昧さと不確実さの絶え間ない波間をくぐり抜けてゆくことなんやろ。
哲学でさえ自然科学の分野から出発した。しかしながらその道筋は人文科学へと向かう。
はじめにこの世界が何たるか、その成り立ちを探求した哲学の先人たちは、やがて人間とは何か。人はどう生きるのか、自由とは何か、について考えを巡らせるようになる。
GPSで自分の場所をいつまでも確かめているだけでは目的地にたどり着けない。広大な空を見上げて、北極星を目印に進むことだ。
昔からそうやって我々は生き延びてきた。
それはこれからもかわらない。
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